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チャングム 48話 [宮廷女官チャングムの誓い]

アヒル事件の検証に現れた医局長。安全のため、ミン・ジョンホ氏に頼み、身を隠したのです。罪を償うには心の整理が必要だった、と言う医局長。事件は2人の企みですと証言。そのとき尋問したのはオ・ギョモでした。ヨリも、女官長の指示で偽の遺書を届けたことを認めます。また、証人として、アヒルの試食をしたホンイが呼ばれ、ホンイはそのとき女官長が宮中にいたと証言。その後(ユン尚宮(サングン))に別室でアワビをもらい、手紙を試食の現場にいた前女官長に届けるよう言われたと。そして前女官長のお付きの尚宮(サングン)が現れ、前女官長から託されたその手紙を、証拠として出します。当然、差出人の名前も書いてあります。
女官長とオ・ギョモは必死で弁解しますが、もう手遅れ。王に報告するゆえ、沙汰を待てと言い渡され、オ・ギョモは自宅に軟禁、女官長は身柄を拘束されます。

王により左讃成(チャチャンソン)が尋問官に任命されます。罪人に厳罰を与えよ、と言う王。

オ・ギョモは逮捕され、パンスルは使用人に荷物を担がせ逃亡。オ・ギョモ邸やパンスル邸が捜索されます。しかし、役人に追われ、渡し舟に乗ろうとしたところで、船頭に化けていたトックおじさんに捕まえられます。クミョン、医局長、ヨリも逮捕されます。

オ・ギョモの尋問が始まり、 オ・ギョモはしらを切りますが、チョンホ氏が密貿易の書類を出すと、ぐうの音も出ません。そこへ、女官長逃亡の知らせが。すぐに追っ手がかかります。
氷室に隠れ、皇太后付きの尚宮(サングン)にお金を渡し、皇太后に会わせてくれと頼みますが、皇太后は尚宮(サングン)を叱り、すぐに通報するよう言います。尚宮(サングン)は女官長にお金を返し、役所へ。次は、女官長は王殿の尚宮(サングン)に王に会わせてほしいと頼みますが、尚宮(サングン)は役人に話を。今度はキムチ納屋に隠れ、必死でどうするか思案。淑媛(スグォン)の女官がそれを知り、淑媛(スグォン)に報告。

女官長がどうせなら王の前で死のうと考えると、納屋にチャングムが来ます。なぜこのような道を選ばれるのですか?と問うチャングム。富と権力、一族の名誉のためと答える女官長。女官長様の手は血まみれです、と言うチャングム。既に王の命令で、パンスルの財産はすべて没収、兄上もクミョンも捕まった、女官長が自首しないと、クミョンがすべての罪を背負うことになる、と言い、立ち去るチャングム。クミョンに罪はないとつぶやく女官長。
通報しないのか、と言うミン尚宮(サングン)やチャンイに、きっと自首なさるでしょう、そうなさると信じたいのです。と言い、去るチャングム。

夜をさまよう女官長の耳に、ハン尚宮(サングン)やチョン尚宮(サングン)のなじる声が聞こえます。ミョンイ(チャングムの母)の墓に行き、あなたを許せない、なぜあれを見てしまったの?娘まで宮廷に送りこんで。しぶとい人ねと語りかける女官長。もし私があなたに生まれて、あなたが私に生まれていれば、運命は違ったの?知りたくてたまらない、と。私が許しを請うとすれば、それはあなたにだけ。家と一族を捨てられなかった私を許して頂戴と言う女官長。そして、自首するわ、クミョンのためにと言ってそこを去ります。山道の途中で、赤いリボンが木の枝に引っかかっているのを取ろうとする女官長。足を滑らせ、とっさに木の枝につかまりますが、足の下に地面はなく、高い崖です。昔、まだ宮中に上がったばかりの少女の頃、ミョンイやぺギョンと仲良くしていた頃を思い出します。自分が高い木の枝ににぶら下がって、恐くて降りられなくなったとき、2人は受け止めてあげるから、手を離しなさい、と言ったのでした。手を離す女官長。
赤いリボンが風に舞い・・・。

ミン・ジョンホ氏から、女官長が山の中で死んでいたと聞くチャングム。そこは、チャングムの母のお墓がある場所でした。

女官長の死を気の毒がるミン尚宮(サングン)やチャンイに、淑媛(スグォン)は厳しい。あれだけチョン尚宮(サングン)やハン尚宮(サングン)、チャングムにひどいことをしたし、罪のないユン尚宮(サングン)まで手にかけた人よ、と。これでよかったのです。せめてもの罪滅ぼしになるでしょうと。

女官長の死を聞き、牢の中で悲しむクミョン。オ・ギョモらに判決が出されます。オ・ギョモは流刑、パンスルは鞭打ちのうえ、鉱山の奴婢に。クミョンも職を剥奪。ユンスとヨリも資格を剥奪され、宮中を出ます。パンスルは鉱山へ行く途中で死にます。クミョンは、宮中を出る前にチャングムを呼び、ミョンイの手紙をチャングムに返します。宮中を出、歩いているクミョンに、チョンホ氏は申し訳ないと詫びます。生まれ変わっても、その言葉は2度と聞きたくありませんと言い残し、去るクミョン。

チャングムがチェ一族に復讐を果たしたことを、トックおじさんの家で喜ぶウンベクとチャンドク。

チャングムは王の病を治し、オ・ギョモらの悪行を暴いた褒美に、米、豆、高麗人参をつかわされます。そして3つの願いを王に願い出ます。
ひとつは亡きハン尚宮(サングン)の身分を回復すること。ひとつは昔スラッカンの女官だった母の身分の回復。
そして、もうひとつの願いとは。

スラッカンに新しい最高尚宮(チェゴサングン)がやってきました。チャングムです。女官たちは驚きます。しかし、チャングムがスラッカンの最高尚宮(チェゴサングン)になったのは、新しい最高尚宮(チェゴサングン)が決まるまでの数日だけです。

チャングムは最高尚宮(チェゴサングン)として王に料理を作って出し、最高尚宮(チェゴサングン)に伝わる秘伝の書に亡き母の願いどおり、母の恨みを綴ります。お母さん、お会いしたいです。一目だけでもと涙するチャングム。幼い見習い女官たちに指導をしていると、そこにハン尚宮(サングン)の幻が現れ、ミョンイがありがとうと伝えてくれと言っていた、そして私も。ありがとう、チャングムと言い、消えるのでした。母とハン尚宮(サングン)が酢を埋めた場所に行き、うずくまって号泣するチャングム。
その様子をそっと遠くから見守るチョンホ氏。夜、2人でそぞろ歩きながら、今までの思いをチョンホ氏に語るチャングム。
チョンホ氏はチャングムをやさしく抱き寄せるのでした。

最高尚宮(チェゴサングン)の仕事を終えて医女に戻り、王に礼を述べたチャングム。王は、まだ王子だった頃、酒を届けに来た少女がチャングムだったのではないか?と尋ねます。そうでございます。と答えるチャングム。


次回に続く!


とうとうチェ尚宮(サングン)も死んでしまいました。
「許さぬ、絶対に許さぬぞ!未来永劫許すものか!!」って言ったとき、迫力満点でしたねぇ。
憎まれ役でしたが、もうあの方にお会いできないと思うと、それはそれで少しさびしい気もします。
クミョンも宮中を出ましたし。

でも、チャングムも復讐を果たし、母の遺言どおり、スラッカンの最高尚宮(チェゴサングン)になれてよかったですね!

 


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コメント 2

今回、これが最終回でもおかしくないくらいの盛り上がりでしたよね?!
チェ女官長は嫌な役どころだったけど、あのドラマの中では大きな存在感があったので、死んでしまったのは寂しいです。女官長(の悪事)あっての正義の味方、チャングムですもの。
それに、女官長の最期は幼い頃の回想シーン等もあって、ちょっと泣けました。
子供の頃から悪者だったわけじゃなかったのにね・・・悲しい運命です。
ドラマはクライマックスが過ぎて、残りもあと数回になってしまったけど、明日も楽しみです♪
by (2006-10-13 15:33) 

miki

マリーさん、ほんとに盛り上がりました~。
あと5.6回しかないのかと思うとさびしいですねぇ。
by miki (2006-10-15 12:05) 

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