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チャングム 50話 [宮廷女官チャングムの誓い]

王は、医女チャングムを今日から余の主治医とすると言います。驚き、反対する大臣ら。ミン・ジョンホ氏も王のその言葉を聞きます。

皇后はそれを女官から聞き、ありえないことだ、なんと言うこと、と言います。

チョンホ氏は辞表を出して宮中を出、王の言葉は告げず、チャングムと共に船に乗り、出発。

右大臣(チャチャンソンから昇進した)はチョンホ氏の辞表を見て、王がチャングムを取り立てたことで宮中は大騒ぎなので、何としても連れ戻せと部下に指示。

チャングムの置手紙を読んで、驚くトックおじさん。おばさんは字が読めませんが、手紙の内容をずばり当て、おじさんはもっと驚きます。
これでいいんだよと言うおばさんですが、おじさんはチャングムを探しに行きます。

船の上で、恐いですかと問うチョンホ氏にチャングムは、ときめいています、と答えます。嬉しいです、胸が弾み、晴れやかですと。私は怖いですと答えるチョンホ氏。これは一夜の夢ではないかと。

ネイウォンでは、王の命令に絶対に承服できぬという意見です。医女らも反対です。皇太后と皇后も王にはお考えを変えていただかねばならぬと言う意見です。重臣たちももちろん全員が反対です。

おばさんがチャンドクの薬坊でチャングムのことを話していると、シンビがやってきます。チャングムが出て行ったことは知らず、シンビは、もう大騒ぎです、王様がチャングムを主治医にするとおっしゃって、と言ったので2人はびっくりです。

船を降り、雪の積もった道を歩く2人。チョンホ氏に、何度も私のせいですべてを失うかもしれません、よろしいのですか?と問いかけるチャングム。チョンホ氏は私なら大丈夫です、心配しないでと答えます。手を差し出すチャングム。2人は雪の上を手を取り合って歩きます。小川はチョンホ氏がおぶって渡ります。
しかし、次の船着場に着いたとき、チョンホ氏の部下が追いつきます。そして、右大臣自らもやって来て、王が主治医にと望まれた医女を連れ去るなど、臣下たる振る舞いではなかろう、とチョンホ氏に都へ戻るよう命令。

右大臣は、チョンホ氏に自分だけではない、今回王が下した命令が大きな波紋を呼ぶことは判っているはず、まだ間に合う、我々や同志まで窮地に追い込むつもりかと言います。チョンホ氏は猶予をいただけませんかと言います。

2人でもう少し先まで行き、チャングムに行きましょう、一緒にと手を差し出すチョンホ氏。チャングムはその手を握りますが、行けません、と答えます。涙をこぼすチャングム。

右大臣は先に都に戻り、チョンホ氏とチャングムは2人で戻ることになり、そしてチャングムに王の主治医になることを辞退しなさい、チョンホ氏には宮中の混乱を抑えるよう、命じます。

都へ戻る船上、チョンホ氏はチャングムに、王の主治医になることを辞退してはなりませんと言います。自ら望まなくても歴史を変える人がいる。チャングムさんはそういう人です、そして今がその時。あなたが王の主治医になれば、それはこの国の歴史で初めて、女でありながら主治医になることになる。私が戻るのは右大臣の思惑のためでも、保身のためでもない。チャングムさんは主治医にふさわしい技量を持っている。ふさわしい人物がふさわしい地位に就く。それははるかに重要です。私がやるべきことです。主治医におなりなさいと。

都のトックおじさんの家に戻ったチャングムに、師のチャンドクも主治医をお受けしなさい。私が望んだのは、男と同じように仕事への情熱を認められたかった、医女でも精進しだいでは男に負けないと言うことを見せておやり、あんたには才能も心意気もある、たった1日だけでもいい、命を賭けてもおやりと言います。

宮中へ上がるとすぐにチャングムは、チャンイにつかまり、淑媛(スグォン)の所へ。淑媛(スグォン)は辞退しなさいと言います。
引き受ければ宮中に嵐が巻き起こると。

ネイウォンでは、言語道断、あってはならぬこと、辞退を申し出るのだと言われます。皇后も、チャングムが王の主治医になるのは反対です。私の気持ちはあの時と変わっておらぬ、私付きの尚宮(サングン)におなり、信じていますと言う皇后。

王の御前に上がったチャングム。重臣たちは口をそろえて王に考え直すよう請願。王は、余は国の根幹を崩そうとも考えてはおらぬし、国の法を犯そうとも思わぬ、医女チャングムは、母上の命、皇后の命、余の命も救った。命を救ってくれた医女に、余の健康を任せたい、それだけのことである。何が揺らぐと言うのか!医女チャングムには医術者としての志がある、左大臣、右大臣の勢力にも傾くことなく余の命を守ってくれると信ずると言い、チャングムに余はそちを信じ、余を任せる。主治医となるのだと命じます。
チャングムは、王にご命令に従います、と答えます。

右大臣はチョンホ氏にどういうことだ、チャングムに撤回させろと言いますが、チョンホ氏は王の命令は正当だと断ります。右大臣の同志がやってきて、彼らもチャングムに撤回させろと言います。左大臣はうまくことが運んだ、右大臣派は自滅するだろう、さすれば医女の件も解決と考えます。

皇太后と皇后は王の元に行き、皇太后は、王は何を考えておいでか、この国においてはありえないことです、いいえ、あってはならぬこと、命令を撤回なさいませと言います。
チャングムが辞退すれば済むのに、と言う皇太后。皇后付きの尚宮(サングン)は、淑媛(スグォン)はチャングムのスラッカンにいた頃からの親友で、淑媛(スグォン)に部屋で密かに2人を会わせた事がある、と皇太后に言います。皇太后は淑媛(スグォン)を呼び、なぜ自分の部屋で王とチャングムを会わせたのかと叱ります。お許しください、と謝る淑媛(スグォン)。

ネイウォンでは医局長イクピルが辞表を提出。イクピルに詫びるチャングムですが、患者が信頼しない医者は医者ではない。ゆえにそうしたまでのこと、私の助けまで期待するな、お前に悪気はなかったろうが、私はすべてを失ったと答えるイクピル。そしてウンベクも、気持ちが変わらぬならやるがいい、だが我々は後押しはしないぞ。名誉と仲間の支持と両方を手にすることはできぬ、と言います。医女たちも、医局長が辞表を出したのなら、
自分たちもそうすべきと考えます。しかし、シンビだけは辞表は書きません。先輩医女のウンビは、イクピルやウンベクを踏みつけてまで志が大事なの?と激しくチャングムを非難します。

自室に戻る途中、淑媛(スグォン)は破水し、倒れます。チャンイがすぐにチャングムを呼びます。お産は難産です。8ヶ月の早産のうえ、風熱のため、危険な状態です。淑媛(スグォン)は、途中、何度も失神。チャングムは懸命に手を尽くします。やっと女児が誕生しますが、気を失った淑媛(スグォン)の脈が途切れます。淑媛(スグォン)さま、死なないで、私が悪かったわと言いながら蘇生術をするチャングム。やがて淑媛(スグォン)は目を開けます。

お産の手当てが終わったチャングムは、チョンホ氏に辞退いたしますと言います。いけません、と言うチョンホ氏。医女は人を助けるのが役目、人を殺す医女にはなりたくありません、私の志など、どうでもいいのですと言うチャングム。

目を覚ました淑媛(スグォン)に、チャングムは申し訳ございませんと謝ります。そして生まれた赤ん坊を見せます。謝ったりしないで、あなたがいなかったら、私、死んでいたわと言う淑媛(スグォン)。

王の主治医の辞退を申し出るチャングム。そこへ、キョンウォン王子が倒れたとの知らせが。狼狽する皇后。


次回に続く!


いつもながら、長くてスミマセン。<(_ _)>

ネイウォンの仲間たちとは、どうもうまくいかないチャングムです。

才能がありすぎるのも、気の毒かもしれません。

でも、自分の命を救った医女に健康を任せたいという王の気持ちは正しいですよね~。


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murabosa

いつも読んでいて思うんですが
これって原作を抜粋してまとめてるんですか?
それともTV放映のを自分でまとめてるんです?

後者なら・・・スゲー文才かと(^◇^)
色んなドラマもまとめてもらえると見忘れた時に
非常に役に立つ様に思われ・・・
by murabosa (2006-10-29 02:17) 

miki

はい、これはTVの放映分を録画して見て、自分でまとめています。
えっと、内容が濃すぎていつもうまくまとめきれてません(汗)
もっと簡潔に!を目指してるのですが(^_^;)

これを書くのに手一杯で、他のネタがなかなかUPできないのです(爆)
by miki (2006-10-29 14:23) 

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