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チャングム 52話 [宮廷女官チャングムの誓い]

王の前を辞した後、ミン・ジョンホ氏は大臣らに、命令は無かったことにせよ、辞令交付は取りやめよと言われます。不当な命令を撤回するよう王に要請するのが臣下だと。
しかしチョンホ氏は王の命令は正当だ、と言いいます。大臣らは不満たらたら。右大臣も怒って、もうわしらの縁は終わりだ、そちは宮中から追い出すと怒鳴りつけ出て行きます。

イクピルはネイウォンで、皆チャングムに従うようにと言い渡します。ウンビは、チョドンとチョボクにこれからでも勉強してチャングムを追い抜いてやるわ!と言います。

皇太后が王殿の前に座り込みをします。あわてて皇后や王がかけつけ、止めるようにと頼みますが、私には王を国の根幹を軽んじる人物に育ててしまった罪がある、と言う皇太后。王が良く判りました謝ると、やっと皇太后は座り込みを止めます。

皇后に、医術に携わるものは、医術を極めることで判断されるべきなのに、私のことで騒ぎが起きるのがつらくてたまりません、身を隠したい気持ちです、と言うチャングム。

夜遅くネイウォンに戻ったチャングムに、シンビが、私とウンビさまは今夜王子様のお世話をする、これから私たちは、必死にがんばると覚悟を決めた、私たちの邪魔をしたら、あなたでも怒りますからねと言います。

チャングムが一人で靴下(?)を脱ぎ、足をさすっていると、突然王が一人で現れます。驚くチャングム。そちには悪いことをした、王位についてからはずっと余の心が晴れる事は無かったと言う王に、夜の庭の散策を提案するチャングム。
王をはだしで歩かせ、深呼吸させるチャングム。眠れない夜には、無理に眠ろうとせず、庭を散策するようにとすすめるチャングム。自分が夜、良く眠れないのをなぜ知っているのかと問う王。王は話すときいつも固くこぶしを握り締めている。そうすれば肩が張り、高等部に痛みが出るため常に不安を感じ、よく眠れない、そうすると肝臓が冒され、体が病む。体も心も傷つける。寝付けないときには散策をし、心に懸かることがあれば怒りを抑えず、信頼し、を許せる者に打ち明けるよう、好きな絵を再開するのもよいとアドバイスするチャングム。

王の御前には、ミン・ジョンホ氏を弾劾する訴状が山のように届き、大臣らはミン・ジョンホは大罪人、二度とこのようなことを起こさぬよう戒めるべきと訴えます。王は、余は過ちを犯したとは思わぬのに、何を察するのだ、下がれ!と一喝。その手はまた固くこぶしを握り締めています。

その後、王は毎朝チャングムと庭を散策しながら、自分の心の悩みを打ち明けます。私にそんなお話をなさるのは・・・と言うチャングムですが、王はそちがそうせよと言ったのだ、身近に心を許せる人物はいなかった、そちは命をかけても皇后の命令に従わず、それを余に告げ口もしなかった、余の言葉を決して口外しないであろう、それにそちは、絶対に病人を見捨てない医女だ、余を治療するためにも余のことを知ってほしいと答えるのでした。余を一番苦しめるのは自責の念だ、おそらくそれが、いつもこぶしを握っている理由であろうと打ち明ける王。その様子を遠くから見守るチョンホ氏。

王に書類を提出したチョンホ氏に、そちは医女チャングムといつ知り合ったのかと問う王。実は、まだチャングムがスラッカンの女官だった時、倭国の密偵を追っていて傷を負った私を助けてくれたのが医女チャングムでしたと答えるチョンホ氏。実は前王が失脚する前夜、余の屋敷に危険を顧みず、誕生日の祝いの酒を持ってきた少女がいた、賢い子でな。どうだ、そちの縁も奇妙だが、余との縁も奇妙であろうが、と笑う王。

チャンドクは主治医を辞退したことで怒っています。チャングムが毎朝王と散策しているのを、相手は王、皆が見ていると、とがめるチョンホ氏。

王が毎朝チャングムと散策をしているのが皇太后に知れ、皇太后は王に、なんとみっともないことをとお冠。それは誤解です、あれは私の心の病を治す治療の一環です、と言いますが、皇太后は、王はそんな心の病にかかるはずがない、治療なら医務官を呼べと一蹴。やっと主治医にするのをあきらめたと思ったら。そこまでして傍に置きたいなら、医女チャングムを側室にしなさいと言います。

チャンイが大騒ぎで飛んできて、スラッカンで指導をしていた最高尚宮(チェゴサングン)にチャングムが側室になると伝えます。2人は淑媛(スグォン)にも伝えます。

トックおじさんとおばさんに、チャングムが側室になると伝えるチャンイ。2人とも驚きますが、おばさんはいい話じゃないかと賛成の様子。一方おじさんは、じゃあミンの旦那とのことはどうなるんだと大反対。旦那のところへ嫁いだって妾にしかなれない、側室ならたいしたもんだというおばさん。チャンイはびっくりして詳しくチャングムとチョンホ氏のことを聞きだします。おじさん夫婦から、側室の話を聞き、なんてことと怒るチャンドク。だから私は宮中が嫌い、自分の意思が通らない所だからと言うチャンドク。

ネイウォンでは、そうなれば医術を行うことはできない、と反対意見。でも、いくらチャングムが嫌がっても、奥のことは皇后が決定すればそれで決まりです。皇后の部屋に行き、私は医女です、医術を行いたいですと言うチャングム。そちがなぜやってきたかは知っている、いくら皇太后の命令でも、王にその気が無ければ側室にはできぬ、安心しなさいと言う皇后。

チャングムを裏庭に呼ぶ王。思い上がって皇太后の誤解を招いた、罰としてファリンソへお送りくだしさいと言うチャングムですが、余も母上に指摘されるまで気づかなかったと言います。大臣らはチャングム側室の話にうまくことが運んだと喜びます。そして王になおもミン・ジョンホ氏を弾劾せよと迫るのです。

チョンホ氏は指が傷つくのもかまわず、やみくもに弓矢の練習に励みます。チョンホ氏がネイウォンに行くと、指が血だらけなのを見たチャングムは、治療をし、包帯を巻きます。あのとき、手を離すのではなかった。もう二度と、握り締めることができないかもしれない、と思うチョンホ氏。

淑媛(スグォン)の部屋で、最高尚宮(チェゴサングン)と淑媛(スグォン)に、チャングムとチョンホ氏は互いに慕い合い、駆け落ちまでした仲なのだと教えるチャンイ。2人の知り合ったいきさつにステキと感激する最高尚宮(チェゴサングン)ですが、よくないですよ、あと少しで側室なのにと言うチャンイ。淑媛(スグォン)はチャングムを呼び、チョンホ氏と駆け落ちまでしたのは本当なのか聞き、チャングムはうなずきます。チャングムを抱きしめ、つらかったでしょうと慰める淑媛(スグォン)。

淑媛(スグォン)は王に会い、チャングムは料理をするときは料理に、医女となってからは医術にひたむきに打ち込む子です、医女としてお傍に置くべきです、側室にしてはチャングムの才能をつぶすことになる、どうか親友チャングムを幸せにしてやってください、そして、慕い合うもの同士で、と言います。慕い合うもの同士、とはと問う王に、淑媛(スグォン)はチャングムはミン・ジョンホ氏をお慕いしていると言います。

明日、チャングムを側室にする儀式をしなさいと皇后に命令する皇太后。

王殿の人払いをし、チャングムを呼び、ミン・ジョンホを慕っているのかと尋ねる王。はい、と答えたチャングム。


次回に続く!


王族のかたがたは、物語の前半のときは料理を食べ比べて「うん、これはおいしい」とか言ってるだけの優雅な人たちだと思っていましたが、王には王なりの、皇后には皇后なりの悩み、心配事があるのだなと感じました。

どうかチャングムとミン・ジョンホ氏が幸せになれる方向でお願いします。


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