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旦那の脳梗塞日記 その2 [ダンナの脳梗塞体験記]

ずいぶん、続きを書くのに間があいてしまいました。が、きょう現在のところ入院初日の記事に、5200を超えるアクセスがあり、ありがとうございます。うちの主人の場合は、脳梗塞のほんの1例に過ぎませんが、すこしでも、ほかの方の参考になればと思います。

昨年、2013年1月20日、脳梗塞で入院したうちの主人、当時52歳でした。体形は身長169センチ、58キロくらい。普通からやせ体形。メタボではない。会社の健康診断で時々「心房細動」とか「不整脈」とか出ていましたが、心臓のことで病院にいったことはなし。しいて言えば高血圧で通院、薬を30代から薬を飲んでいました。心臓にできた血栓が脳の血管に詰まった「心原性脳梗塞」でした。太い血管が詰まるため、脳の広範囲に影響を与え、重症になりやすいタイプです。

入院2日目からの経過を書きます。

1月21日(月)主人の会社にわけを話し、しばらく休む連絡をしました。 主人の父と主人の姉と私の3人で病院へ行きました。昨日のようにしきりにベッドから起こしてくれ起こしてくれというのはおさまり、落ち着いたかんじです。トイレは尿瓶で。午前中、さっそくリハビリの人が病室に来て、ベッドの上で麻痺した足をゆっくり曲げたり伸ばしたりしてくれました。この日、左手は指一本としてまったく自力で動かせず、左足は何とか少し自分で曲げられるようです。そのあと車椅子にすわってうつむいてしょんぼりしている姿を見ると哀れな様子でした。2日前まではなんともなかったのに・・・。きのうは丸1日食事なし、朝も食事なし。「腹減ったから、売店から何か買ってきて」と頼まれるも、看護師に聞いたところ、「お昼から病院食が出ます」とのこと。お昼ごはん、嬉しそうに食べていました。口も半分左側が麻痺しているので、水やお茶はそのまま飲めなくて、とろみをつけたものを飲まなければなりません。幸い麻痺したのは左側で、右利きなので、はしやスプーンが苦労なく使えてよかったです。右がやられていたら、その後リハビリ、トイレ、お風呂に入るなども、もっと大変だったでしょう。この日の夜、トイレに自力で行こうとしてベッドから落ちたらしいです。次の日、私が病院に行ったら、ベッドの横にマットがしいてありました。

脳梗塞は早く気づいて病院に着くと、発症から4時間半以内のみ使える、詰まった血栓を溶かす「t‐PA」という薬が使えるのですが、うちの主人はそれは使わなかったようです。治療は、手術はなく、点滴のみで「エダラボン30mg 100ml」「カタクロット80mg 生食100ml」「ニコリンH1g ソルコセリル4ml ハルトマン500ml」という薬を使っていました。2週間ずっと朝晩同じ点滴をしました。内心、「点滴治療だけで、ほんとに大丈夫なんだろうか[ふらふら]と思いました。しかし、そこは脳外科専門病院なので、いろいろな人の治療をしてるはずです。もうお任せするしかないと思いました。

1月22日(火) トイレは車椅子で移動。左手動かない。左足は持ち上げるとずいぶん上まで上がるようになった。午前中、足のリハビリ「PT」があった。

1月23日(水) ナースセンター付近の小部屋から、4人部屋へ移動。左手、少し握ることができる。足のリハビリで杖を持って歩く。病院のお風呂の日。全介助が必要。

1月25日(金) リハビリで杖を持って歩く。階段を5段くらい上り下りする。

1月28日(月) トイレのとき、杖を持って、点滴したまま自分で歩いていく(看護師の付き添いあり)

1月29日(火) 杖なしで少し歩く。血圧90‐50。入院してから高血圧の薬を飲んでいないのに、血圧がとても低い。

1月30日(水)血液サラサラのための薬「プラビックス」を飲むことになった。

1月31日(木)病院のお風呂に一人ではいる。来週MRIを撮ると言われる。そろそろ水分のとろみをやめてもむせなくなった。




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